氣と整膚の松本 スタッフブログ

お正月の壁

 今年のお正月は、お正月らしい風景を全くといっていいほど見ることなく過ぎていった。子供の頃は下町みたいな所に住んでいたけど、立派な門松や、着物を着ている人や、羽つきや凧あげをしていている子供たち、獅子舞が家々を回っているのも見ることができた。もっとも、今でも初詣でなどに行けば、多少はお正月らしさを味わうことができるのかもしれない。

 そういった形あるものとしてのお正月、行事としてのお正月がドンドン無くなっていっていくのは、それは少し寂しい気もするけど、心の中には、まだ、やっぱりお正月だからというのは多くの人の中にあるような気がする。それはなかなかなくならないだろう。
 
 年の終わりと年の初め、目には見えないけど、間には厳然とした壁があるような、あるいは、それを求めてもいるような。それは私の中にもあって、新年だから何か新しい気持ちにならなくちゃとか、新しい目標を立てなくちゃとか、どこかで少し思っていた気がする。

 でも、振り返ると、お正月三が日を終えた後、何故か頭がぼうっとしているような、その前のことをすべて忘れてしまっているような感じがして、とても疲れる気がしていたので、今年は意識してそういった気持ちは持たないようにして過ごしたら、三が日を終えた後、とてもスッキリとスムーズに仕事を始めることができた。

 今までは、自分でも知らないうちに勝手に壁をこしらえていたのかもしれないけど、体がゆるんできたせいなのか、ますます自然に、楽に生きていけるようになってきている気がする。

 そんな話を夫にしたら、なんでもクリシュナムルティが、似たようなことを言ってたとか。どんな文脈でどういう風に語ったのかはちゃんと聞いていないので不確かですが、お正月が人と人の間に壁をつくるというようなことをいったらしいです。そのせいかどうか、お正月をはさむことで、お客様の流れが変わる気がします。
  1. 2015/01/24(土) 21:03:04|
  2. 日記